野いばら草子

道端のオールドローズ
       〜薔薇を中心に日々を淡々と〜
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秋から冬へ〜2012

     秋の歌(落葉)
                                              
                        Paul verlane (上田 敏 訳)

  
   秋の日の
   ヰ゛オロンの
   ためいきの
   ひたぶるに
   身にしみて
   うら悲し。

   鐘のおとに
   胸ふたぎ
   色かへて
   涙ぐむ
   過ぎし日の
   おもひでや。

   げにわれは
   うらぶれて
   ここかしこ
   さだめなく
   とび散らふ
   落葉かな。
   





秋を感じたら、余韻に浸る間もなく冬へ
半月後の山は雪景色です



   山のあなた

               Carl  Busse (上田 敏 訳)

    山のあなたの空遠く
    「幸い」住むと人のいう。
    ああ、われひとと尋(ト)めゆきて
    涙さしぐみかえりきぬ。
    山のあなたになお遠く
    「幸い」住むと人のいう


2012、晩秋から冬へ。
あまりにもめまぐるしく過ぎた日々でした。
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村田先生の思い出会

 昨日は村田先生の思い出会がありました。
会場はノバラ咲き誇る高井戸の実習場。

オークンバケットの皆さんのおかげでバラの茂みの中に先生の想い出がいっぱいです。








オークンバケットの教室も13年を数えるそうです。
私は3期生。
今日の参加者は60人だとか。

連絡をとってなかったのに、やっぱりっていうバラ友さんとお会いできたり、
懐かしいスタッフの方とお話したり、一気に思い出がよみがえります。

バラの茂みから先生がひょこり出てきそうで、いらっしゃらないのが不思議です。



先生がおっしゃっていた「風景をつくる」という言葉が大好きです。
ノバラが咲き誇っているアーチも下からのぞけば葉の一枚一枚が日に透けて。
お庭全体がうるさくなくて、ホッとします。

先生が影響を受けたという本、「空間の神話学」
探して手に入れたのに途中まで読んで放っていました。
もう一度読み返してみようと思います。

オークンバケットでは冬剪定が出来なかったとおっしゃってましたが、
お庭の中には先生の想いが残っていました。
緑香る、癒される空間です。





こんな風景を創れる様になるのは、まだまだです。
もっともっと、いっぱいお話したかった。教えていただきたかった。

生徒さんみんなの思いでした。
同窓会、もっと早くやればよかったよねなんて・・・
でも、きっと先生も参加してましたよね。



思い出話はつきなくて、じわっときたり、笑ったり、最後にはみんなで記念撮影。

オークンバケットの皆さん、
こんな時間を作ってくださってどうもありがとうございました。


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ご褒美





先日会社帰りに綾戸智恵さんのライブに行きました。
場所は横浜赤レンガ倉庫 Motion Blueです。
たまたま見つけて申し込んだら取れたので、ラッキーでした。

今回はお一人ではなく、ベテランピアニスト率いる、
JUNIOR MANCE TRIO と一緒。

初めて拝見する綾戸さんはとても華奢な方でどこにパワーがと
思いましたが、歌い始めると大きく素晴らしいオーラが。
店内の人を残らずひきつける魅力は素晴らしい!
パワーをもらえるライブでした。

また、このピアニスト「JUNIOR MANCE」が気持ちいい!
御年82歳にはとても思えず。素晴らしい演奏で、思わずCD買ってしまいました(笑)
心地よいです。

久しぶりのモーション ブルー。
やっぱり間近でアーティストを感じられるというのは凄いです。
自分にご褒美!といってパワーとエネルギーをもらってきました。


写真は、家から切ってきたバラたち。
暑かったので、すぐだめになってしまいましたけど。。。

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逝く夏に

随分とご無沙汰してしまいました。
少し、色々なことがあり、今年の夏は忘れられない夏となりました。
何とか復活(体調的にも、精神的にも)してまいりましたので、また少しずつ更新していきます。
見に来ていただいていた方々、どうもありがとうございます。
これからもどうぞ、よろしくお願いします。



  曇天          (中原 中也 在りし日の歌より)

 ある朝 僕は 空の 中に、
黒い 旗が はためくを 見た。
 はたはた それは はためいて ゐたが、
音は きこえぬ 高きが ゆゑに。

 手操り 下ろさうと 僕は したが、
綱も なければ それも 叶(かな)はず、
 旗は はたはた はためく ばかり、
空の 奥処(おくが)に 舞い入る 如く。

 かゝる 朝(あした)を 少年の 日も、
屢々 見たりと 僕は 憶(おも)ふ。
 かの時は そを 野原の 上に、
今はた 都会の 甍(いらか)の 上に。

 かの時 この時 時は 隔つれ、
此処と 彼処(かしこ)と 所は 異れ、
 はたはた はたはた み空に ひとり、
いまも 渝(かは)らぬ かの 黒旗よ。

* 我が家のピエール・ド・ロンサール、真夏もこんな感じで咲き続けています。
          
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I Love You, 答えてくれ


 12月15日 中島みゆきコンサート


 チケットの申し込みをしてから、待つこと約半年。
 ようやくのコンサートでした。
 ここ何年かは、コンサートと夜会となんとかチケットを入手して通っています。
 何度聞いても、みゆきさんの歌は迫力があります。
 生歌の持つ力は半端なものではなく、心の底にずんずん響いてきます。

 今回演奏された曲は、とっても好きな曲が多く感動モノでした。
 特に私にとって、最高だったのは、吉田拓郎さんの「唇をかみしめて」を
 歌ってくれたこと。この後にみゆきさんの「ファイト!」が続き、感涙。
 拓郎ファンでもある私は、やはり、そちらも毎年コンサートに出かけている
 のですが、今年のコンサートが中止になり、がっくりきていたところだったのです。
 やっぱり、拓郎さんの歌う「唇をかみしめて」とは全然違いますが、
 歌姫 中島みゆきが歌うのもまた別物として良かったです。

 そして、コンサートのお楽しみはオールナイトニッポンを彷彿とさせる、
 お便りコーナー。
 このしゃべりが長くなるので、毎回時間が延びるのだとか・・・(笑)
 6時半スタートで、終わったのは9時半近く。
 休憩なしの3時間弱の時間なのにあっという間でした。このまま時が止まれば・・・
 と思ったくらい贅沢な時間でした。
 次回もチケットが入手できることを祈って・・・
 




 そして、この前週には、矢野顕子さんのコンサートを聞く機会がありました。
 こちらは生歌は初めてでしたが、いいです。ホント。
 独特の声と歌い方、そして軽快なピアノ。
 語りかけるような歌はそのままストレートに心に突き刺さります。
 「さっちゃん」(さっちゃんはねぇ〜のあの名曲です)、「ごはんができたよ」は
 大好きだったので、生で聞くことができて、最高でした。
 特に、「ごはんができたよ」は思わずうるうるしてしまいました。
 
 全然違うけれども、独自の世界を持っているお二人のコンサートを聞けてとても幸せな週でした。
 今年もあと少し。
 来年もまた出来るだけコンサートなんかに出かけられればよいなぁと思いますが、どうでしょうね。
  
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昼と夜の狭間



         うつむけば
         答えのようにでる涙
         泣いて流れる何もないのに
                − 俵 万智 − 

    昼と夜の狭間は少しだけ危うくて
         心の隙間を風が吹き抜けてゆく
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バラの講習会

草ぶえの丘バラ園の講習会。
10月、11月の土曜日に毎回違う企画で計画されています。
今回は「庭に植えるバラの選び方〜上品なお庭をつくるために〜」と題してバラ文化研究所の吉田さんの講座でした。

さて、今回の講座、今までいろんなところで聞いてきた講座とちょっと違う。
普通、講師の方のお話を一方的に聞いて質問があったらするという感じだと思うのですが、今回は「自分で考える」講座でした。


まず、「上品」という言葉の意味を書きなさいと言われて「うっ!?」と考え込んでしまいました。ただ、漠然と「上品な」とか使いますが改めて意味はというと、言葉にできません。
これは、その人の持っている美意識を確認するのだそうです。
それから、庭を上品にするために必要な3つの美について。
・自然、芸術、技術
それを踏まえた後に庭づくりの標準的なプロセスのお話。
 ・構築物を何処に置くか
 ・構築物の素材、色、形状はどうするのか
 ・最後にそれに適したバラは・・・
ということなのだそうです。
バラは最後なのです。←私たち、いつもバラが最初です(笑)
確かに庭づくりという観点から考えたらそうなるんでしょうね。

そして、その後が驚きなんです。
一軒の新築の家の庭の設計を考えるというものでした。
家の図面、外観写真、間取図を渡されて40分くらいの時間に考えなさいと・・・
これは悩みました。
今までそんな風に考えたことがないというのもありますが、考えはじめると構築物もそうですが、バラの種類もなかなか出てきません。出てきても、いや、このスペースには収まらないとか、色のバランスとか迷うことばかり。
つくづく、庭造りと好きなバラを植えるということは違うのだなぁと思ってしまいました。それから組み合わせることの難しさも感じました。
時間になったら出席者の中の2例くらいを発表してもらい、それを見ながらまたみんなで意見を出し合って、最終的に吉田さんが考えた案を披露していただいて、説明を聞きました。
まるで、学校の授業のようで、自分で考えた後に説明を聞くので何だかとっても理解できたような気がします。
最初は戸惑いましたがとても楽しい講座でした。

今週末は御巫由紀さんの「青いバラ」についての講座です。
こちらもとっても楽しみです。

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初秋(はつあき)

今日は随分といいお天気で暑かったけれど、最近はすっかり秋めいてきました。
さて、初秋と言えば・・・

ふふふ、「はつあき」。
私の大好きなりんごの名前です。
綺麗な赤い顔をしていて、見ているだけで幸せ。
いつも行く果樹園で運が良ければ出逢えます。
味はといえば、紅玉をもう少しマイルドにした感じでしょうか。
大好きな味です。
私にとっては年に一度のお楽しみ。
さぁ、このあとは紅玉、秋映、そして王道の「ふじ」です。
果物のおいしい季節は困ります・・・







空も高くなってシュウメイギクも咲いてきました。
そこかしこで、曼珠沙華の赤い花も揺れています。
どこからか金木犀の香りも漂って、日本の秋は何時の間にかそこにいます。
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大切な時間(無心になる時)


何だかず〜っと気ぜわしくて。
気がつけば薔薇の季節も終わり、もう夏剪定の時期になる。
ゆっくりする時もなかったなぁ〜って思ったら、どうしても行きたくなって、今日は絵の教室に行ってきました。


そう言えば、前回は3月だったような・・・
昨日は大急ぎで薔薇を買いに行って、デッサンをして。
教室では色ののせ方を教えてもらわなくっちゃと思い、ちゃ〜んと準備。
色を重ねながら筆を動かしていると何時の間にか無心になっている。
この瞬間が一番好き。
そして、先生の指導の筆が入った瞬間に生き生きとした表情になるその一部分。
毎回、驚かされる一瞬。
とても、大切な時間。
もう少しちゃんと通えればいいのになぁ・・・
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長雨のあとに







雨あがりのしづかな風がそよいでゐた あのとき
叢は露の雫にまだ濡れて 蜘蛛の念珠(おじゆず)も光つてゐた
東の空には ゆるやかな虹がかかってゐた
僕らはだまって立つてゐた 黙つて!

ああ何もかもあのままだ おまへはそのとき
僕を見上げてゐた 僕には何もすることがなかつたから
(僕はおまへを愛してゐたのに)
(おまへは僕を愛してゐたのに)

       立原道造 〜「虹とひとと」より




「日本沈没」
久し振りに映画を観る。
長雨の被害のニュースが続いたあとに見たせいか、こんなことが起こってもおかしくないなぁと思いながら観た。
「日本海溝」「中央構造線」「フォッサマグナ」・・・
忘れかけていた単語たち。
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